プロ野球という勝負の世界にありながら、愛くるしい振る舞いでチームとファンをつなぐ存在。それが球団マスコットです。シーズンが終わり、“マスコットロス”になりそうな方もいるのではないでしょうか。
そんなあなたに、まだファン以外には知られてないけど、確実に魅力あふれるパ・リーグ球団マスコットをご紹介。第5回はオリックス・バファローズの『バファローベル』です。バファローベルによるコメントがいっぱいつまった「バファローベル相関図」をお楽しみください。
選手、スタッフ、マスコット、バファローズファン……みんなにとっての妹的存在!
バファローベルは2011年シーズンにバファローブルとともに誕生。「ベルちゃん」の愛称で親しまれています。バファローベルという名前には、勝利の「鐘」を鳴らすという意味が込められているのだそうです。
大きな目と、ピンク色が目を引くビジュアル、愛嬌たっぷりの仕草、そして人懐っこい性格で、デビュー以来またたく間に野球ファンの注目を集めたバファローベル。過去にはフォトブックも出版されています。その愛くるしさはバファローズナインまで魅了している模様。今季途中から加入したスティーブン・モヤ選手も、あっという間にバファローベルと打ち解けたようですね。
普段は背番号「222」のユニフォーム姿で、大好きなイチゴのグッズを身に着けています。イベントデーに合わせて特別な衣装を着ることがあります。今季はハロウィーンイベント「オリック・オア・オリート」の日に、プリンセス風ドレスで登場しました。
兄であるバファローブルとはとっても仲良し。バファローベルが一人でビジター球場に行くときは、兄のぬいぐるみを連れています。逆にバファローブルがお出かけするときは妹のぬいぐるみが一緒。ほのぼの兄妹の存在が、バファローズファンの癒しになっているはずです。
とにかくかわいいバファローベルですが、実はわんぱくなところも。今季ホームでのお立ち台後にヒーローに選ばれた選手が、チームメイトから水をかけられる出来事が突如発生しました。初めて水かけ隊が出動した6月14日こそ、バファローベルはびっくり仰天していましたが、翌日以降は水かけ隊の一員としておおはしゃぎ。こんなナニワのコメディエンヌな一面も愛くるしいポイントなのです。
バファローベルに会いたい!
バファローベルに会いたくなったら、オリックス・バファローズの本拠地・京セラドーム大阪へ。試合前は場外ステージで行われる「BsStage」に出演。ダンスを披露したり、ファンとゲームをして交流を深めます。グラウンドでもスタメン発表や始球式のお手伝いなど、大忙しです。
試合が始まると、ラッキー7を盛り上げるほか、スタンドを訪問してファンと一緒にチームの応援をすることも。バファローズが勝利すると、ヒーロー選手とともに場内を一周。みんなで喜びを分かち合います。
シーズン終了後は「CRTM Presents Bsファンフェスタ2019」でリラックスした選手とじゃれ合うバファローベルに会えるかも。また、地域のイベントなどでファンとの交流を深める予定です。今後の予定は球団公式サイトを要チェック!
バファローベルグッズを手に入れよう!
京セラドーム大阪内の球団直営店「Bs SHOP」は広い敷地に多種多様なバファローズグッズが勢ぞろい。選手と同様デザインのバファローベルの応援タオルも売っています。オンラインショップはこちら。
関連リンク
球団公式サイト マスコット紹介
https://www.buffaloes.co.jp/expansion/entertainment/mascot/
オリックス・バファローズ マスコットfacebook
https://www.facebook.com/buffaloes.entertainment/
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文・菊地綾子
イラスト・出内テツオ
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