畑オーナー「ファイターズを熟知している方に、巻き返しを託すのがベスト」
北海道日本ハムは2日、栗山英樹監督と2020年シーズン終了まで契約を1年延長することに合意したことを発表した。
畑佳秀オーナーは球団を通じ「栗山監督は5位という結果に終わり責任を重く受け止めておられましたが、編成面でのサポート不足や、故障者が相次いだ不可抗力などを考慮すれば夏場以降の不振は監督一人の責任ではないと考えるべきで、チームがベストの方向に進むよう、フロントも一体となって強い現場の構築を推し進めていくことが重要だと考えます」と続投の理由を説明。
就任8年間でリーグ優勝2回、Aクラス5回の実績を残している手腕を評価し「本日のシーズン総括の中で今年の課題と今後に向けた対策が明確に示されたことから、ファイターズを熟知している方に、巻き返しを託すのがベストだと判断しました。ぜひ、ファンの皆様のご期待に応えるべく北海道にペナントを奪回し、今年の悔しさを晴らしていただきたいと思います」とコメントを発表した。
また、栗山監督も「選手に悔しい思いをさせ、ファンの皆さんのご期待に応えられなかった責任を感じていましたが、畑オーナー、川村球団社長から来年勝つことがけじめのつけ方だと仰っていただきました。ファイターズが来年勝つために必要なことはしっかりお伝えしましたが、課題と対策が何であるのか、皆さんに対しては言葉で表すのではなく、チームを建て直して勝ち切る姿を見ていただくだけだと思っています。2012年に監督に就任した時以上に、皆さんや選手たちの思いを背負う責任を強く感じて、もう一度喜んでいただける1年にすること、ただその一点だけを考えてしっかり戦います」とコメントした。
(Full-Count編集部)
記事提供: