5位の増井は通算518試合に登板し36勝37敗、152ホールド163セーブ、現在はオリックス在籍
北海道日本ハムは1日、中村勝投手ら5選手に来季の契約を結ばないことを通達したと発表した。中村は2009年のドラフト1位で春日部共栄高から入団。2014年に8勝を挙げるなど通算60試合登板で15勝17敗、防御率4.07の成績を残していた。“埼玉のダル”として注目された右腕が入団した09年ドラフトの“同期生”の現状を振り返ってみる。
以下は北海道日本ハムの2009年ドラフト入団選手
1位 中村勝 投手 春日部共栄 2019年・戦力外
2位 大塚豊 投手 創価大 2016年・戦力外
3位 加藤政義 内野手 九州国際大 2015年・戦力外
4位 運天ジョン・クレイトン 投手 浦添工 2014年・戦力外
5位 増井浩俊 投手 東芝 18年にオリックスへFA移籍
6位 荒張裕司 捕手 徳島インディゴソックス 2016年・戦力外
育成指名はなく6選手を指名。現役でプレーを続けているのはFAでオリックスに移籍した増井だけとなった。2位の大塚はルーキーイヤーにトミー・ジョン手術を受け1軍デビューは11年だった。通算27試合に登板し1勝1敗、防御率5.40をマーク。
3位の加藤はルーキーイヤーに開幕1軍入りを果たしたが13年に横浜DeNAにトレード移籍。移籍後は1軍出場はなく通算52試合に出場し打率.193、1本塁打、5打点。4位の運天は“沖縄のダル”の異名で話題を集めたが通算1試合に登板し0勝0敗、防御率9.00。
5位の増井は通算518試合に登板し36勝37敗、152ホールド163セーブをマーク。17年オフにFA宣言しオリックスに移籍した。6位の荒張は1軍出場がなかった。
(Full-Count編集部)
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