2018年以来の代表入り、投手陣は豪華ラインアップ
野球日本代表「侍ジャパン」の稲葉篤紀監督は1日、都内で記者会見を行い、10月31日、11月1日に沖縄・セルラースタジアム那覇で開催される「ENEOS 侍ジャパンシリーズ2019 日本vsカナダ」と11月2日(日本時間3日)に開幕する「第2回 WBSC プレミア12」のメンバー28人を発表。うち13人が投手で、多くがシーズン中は先発を担っていたが、稲葉監督は福岡ソフトバンク・千賀滉大投手をエースに“指名”した。
前回3月のメキシコ戦では、代表メンバー28人中27人が平成生まれという異例の“若返り”を果たしたが、「活きのいい若手の選手だけを並べたりしても」と今回はベテランを中心にスペシャリストを交えた選抜に。投手陣は巨人の中川皓太投手以外、全員が侍経験者だ。
千賀は前回のメキシコ戦、その前の「2018日米野球」と代表に入っておらず、2018年3月の「ENEOS 侍ジャパンシリーズ2018 日本vsオーストラリア」以来だ。
稲葉監督はこの豪華なピッチャー陣について、「千賀投手を中心に、先頭に立ってやってもらいたい」と26歳の右腕に期待を寄せる。その他代表入りした投手には、楽天・岸、巨人・山口、中日・大野雄、オリックス山本、山岡らがいる。
千賀は今季26試合に登板。13勝8敗、防御率2.79。9月6日には自身初のノーヒットノーランを達成していた。
(Full-Count編集部)
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