9月26日、札幌ドームで行われた北海道日本ハムとオリックスの第24回戦は、4対1で北海道日本ハムが勝利。實松一成選手の引退セレモニーが行われた試合を白星で飾った。

　北海道日本ハムは2回裏、4番・大田泰示選手、清宮幸太郎選手の連打でチャンスを作り、石井一成選手の併殺の間に1点を先制。4回裏には大田選手の20号ソロ、今井順之助選手の適時打、西川遥輝選手の押し出し四球で3点を追加。オリックス先発のK-鈴木投手を捉え、4点のリードを得た。

　援護を受けた杉浦稔大投手は6回までパーフェクトに抑える好投を披露。7回表に2死から二塁打を浴び、無念の降板となったが、今季最長の7回を投げ1失点（自責0）の素晴らしい内容でマウンドをリリーフに託した。7回途中からは2番手の吉川光夫投手が危なげない投球で9回まで投げ抜き、4対1で試合終了。

　勝利した北海道日本ハムは、先発の杉浦投手が6.2回1安打4奪三振無四死球1失点（自責0）の快投でキャリア最多の4勝目。打線では大田選手がキャリア初の20本塁打に到達するなど、来季につながる試合内容となった。

　敗れたオリックスは、先発のK-鈴木投手が3.2回7安打2四球4失点と試合を作れず。打線も敵失策の間に挙げた1得点のみに終わった。