9月21日、ロッテ浦和球場で行われた千葉ロッテと横浜DeNAのイースタン・リーグ公式戦、第21回戦は、12対5で千葉ロッテが勝利した。

　千葉ロッテ先発の山本大貴投手は3回を投げ、1安打1四球無失点の好投を披露。打線は初回、2番の和田康士朗選手の4号ソロで、横浜DeNA先発の中川虎大投手から先制点を挙げた。

　4回表は2番手のブランドン投手が3者凡退で切ると、4回裏に香月一也選手の8号2ランで3点目。しかし、5回表に3番手の関谷亮太投手が山本祐大選手に2号2ランを浴びると、6回表には、4番手の渡邉啓太投手が知野直人選手に犠飛を許し、3対3と試合は振り出しに。

　同点に追い付かれた千葉ロッテは、直後の6回裏に猛攻を見せた。代打・細谷圭選手の四球、香月選手の安打でチャンスを作ると、代打・山口航輝選手が初球を打ち返し、勝ち越しの適時打。

　続く松田進選手が四球で満塁とすると、代打・福浦和也選手、茶谷健太選手、三家和真選手、和田康士朗選手の4連続適時打でさらに5点を追加。横浜DeNAの継投を代打攻勢で打ち崩し、9対3と大きくリードした。

　7回表に東妻勇輔投手が1点を失ったが、7回裏に茶谷選手の2点適時打で追加点。8回裏にも李杜軒選手の内野ゴロの間に12点目を挙げると、9回表はレイビン投手が1点を失いながらも締め、12対5で試合終了。

　勝利した千葉ロッテは、茶谷選手が3安打4打点、山口航輝選手が3安打1打点の活躍。投手陣が中盤に苦しみながらも、5失点リレーでつなぎ、カード初戦を制した。

　 １２３４５６７８９ 計
デ ００００２１１０１ ５
ロ １００２０６２１Ⅹ 12

デ 中川虎大-●濱矢廣大-赤間謙-宮城滝太
ロ 山本大貴-ブランドン-関谷亮太-○渡邉啓太-東妻勇輔-鎌田光津希-レイビン

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