楽天・藤田一也が決勝点をもぎ取るバスター! 福岡ソフトバンク痛恨3連敗

パ・リーグ インサイト

2019.9.18(水) 22:06

東北楽天ゴールデンイーグルス・藤田一也選手(C)パーソル パ・リーグTV
東北楽天ゴールデンイーグルス・藤田一也選手(C)パーソル パ・リーグTV

 9月18日、ヤフオクドームにて行われた福岡ソフトバンクと楽天の一戦は、6対2で楽天が勝利。藤田一也選手のバスターで勝ち越し、3位・千葉ロッテとのゲーム差を0.5とした。

 福岡ソフトバンク・高橋礼投手と、楽天・美馬学投手の両先発は、ともに初回から崩れた。まずは楽天打線が浅村栄斗選手とブラッシュ選手の連続タイムリーで2点を先制すると、その裏、福岡ソフトバンクは浅村選手の送球ミス絡みで同点に追い付く。しかしその後は両先発が立ち直り、5回まで2対2のまま、試合は静かに進行した。

 勝ち越しに成功したのは楽天。6回表、無死1,2塁で藤田一也選手が不意を突くバスターで1点をもぎ取り、続く渡邊佳明選手のセーフティスクイズと野選、島内宏明選手のタイムリーで追加点。渡邊佳選手は7回表にもタイムリーを放ち、楽天が6対2と優位に立った。そして終盤3イニングは、ブセニッツ投手、森原康平投手、松井裕樹投手ら勝ちパターンが4点リードを守ってゲームセット。

 試合は6対2で楽天が勝利。先発の美馬投手は初回に失点するも、5回を2失点(自責1)にまとめ、6回の勝負所ではベテランが決めた。敗れた福岡ソフトバンクは逆転優勝を狙う中で痛恨の3連敗。先発の高橋礼投手は6回途中5失点と厳しい結果に、「先頭バッターを出すイニングが多く、チームに流れを持ってくる投球ができませんでした。大事な試合を壊してしまい、申し訳ない」とコメントした。

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