メヒアがサヨナラ打! 埼玉西武が9回2死から追い付かれるも、延長戦を制す

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2019.9.14(土) 16:50

埼玉西武ライオンズ・メヒア選手(C)パーソル パ・リーグTV
埼玉西武ライオンズ・メヒア選手(C)パーソル パ・リーグTV

 9月14日、メットライフドームで行われた埼玉西武対千葉ロッテの4連戦2戦目は、4対3で埼玉西武がサヨナラ勝利。9回2死から同点に追い付かれたものの延長10回にメヒア選手が大仕事を決め、首位再浮上へ望みをつないだ。

 埼玉西武が初回から試合を動かす。1回裏、源田壮亮選手が中前打で出塁すると、続く森友哉選手が千葉ロッテ・西野勇士投手の投じた初球を力強く振り抜き、先制の22号2ラン。以降は両先発が走者を出しながらもタイムリーを許さず、試合は2対0で折り返した。

 埼玉西武は6回表、先発・今井達也投手の後逸と四球でピンチを招き、角中勝也選手のタイムリーで1点差に迫られるが、その裏、山川穂高選手がスタンド奥のコンコースへ消える42号ソロ。主砲の一発で再びリードを広げる。
 
 そしてその後7回からは、平良海馬投手、平井克典投手がつないで無失点でしのぎ、最終回は守護神・増田達至投手がマウンドへ。しかし、ここから千葉ロッテが意地を見せた。マーティン選手が内野安打で出塁し、2死1塁でレアード選手が1点差に迫るタイムリーを放つと、続く岡大海選手が何と値千金の同点タイムリー。土壇場で、3対3と試合を振り出しに戻す。

 ここにきて一気に追い付かれ、サヨナラ勝利に望みを懸ける埼玉西武は、9回裏に無得点に抑えられたものの、延長10回裏、さすがの粘りを見せた。千葉ロッテ・東妻勇輔投手に対し、1死から中村剛也選手が四球で出塁すると、メヒア選手が3球目をセンターへ高々と打ち上げるサヨナラタイムリー。再びリードを奪い返し、4対3でサヨナラ勝利を飾った。

 埼玉西武先発の今井投手は、白星こそすり抜けてしまったが、右手から出血しながら6回108球、1失点の熱投を披露。敗れた千葉ロッテは、角中選手が猛打賞の活躍を見せ、追い込まれた状況から一時同点まで追い付きながら、延長戦で力尽きた。

文・須之内海

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