春季キャンプ序盤で右肩炎症と診断され、リハビリを行っていた
北海道日本ハムの有原航平投手が23日、イースタン・リーグ対横浜DeNA戦(鎌ヶ谷)で今季初の実戦登板に臨んだ。
有原投手はキャンプイン直後の2月2日に右肩炎症と診断され、復帰に向けてリハビリに励んできた。この日は6回に2番手としてマウンドに上がると、田中浩選手を右飛、高城選手を三ゴロ、白崎選手を遊直と打者3人をわずか6球でピシャリと抑えた。
札幌ドームで中継を通して見つめた栗山英樹監督は「もっと投げたがっていたね。投げている感じを見ていると、ブルペンで見ていた時と同じで全く問題ないと思った」と昨季開幕投手を任せたエース候補の実戦復帰にホッとした表情を浮かべた。
今後は状況を見ながら、1軍復帰の時期を探る。「(先発ローテーションが)なかなか決まらなかったけど、何となくこんな感じかなというものが見えてきた」と指揮官は開幕後のローテーションについて思考を巡らせた。
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