9月7日、楽天生命パーク宮城で楽天と埼玉西武の第19回戦が行われる。6日の試合では、中村剛也選手が自身の持つ日本記録を更新する通算20本目の満塁弾を放った埼玉西武が勝利した。首位追撃へ負けられない埼玉西武と、Aクラス返り咲きへ負けられない楽天。カード2戦目の見どころを紹介する。
【今季対戦成績】
楽天→10勝8敗 埼玉西武→8勝10敗
【楽天】辛島航投手 24試合8勝5敗 104.2回 75奪三振、防御率4.21
【埼玉西武】高橋光成投手 20試合10勝5敗 117.2回 87奪三振、防御率4.36
楽天の先発は辛島航投手。前回登板した8月31日の北海道日本ハム戦では、5.2回を無失点に抑え8勝目を挙げた。埼玉西武相手には防御率6.05と打ち込まれているが、前回登板の勢いのまま好投し、チームの連敗を止めたいところだ。
打線では島内宏明選手に注目。6日の試合でも得点につながる安打を放っているほか、埼玉西武戦では打率3割超と好相性。好機を演出する安打を放ち、埼玉西武を打ち崩したい。
対する埼玉西武の先発は高橋光成投手だ。前回対戦の8月24日の楽天戦では勝ち星こそつかなかったものの、7回途中2失点と粘投した。自身初の10勝に到達した右腕は、今季楽天戦初白星となるか。
埼玉西武打線で注目したいのは秋山翔吾選手。6日の試合では1安打だったが、楽天生命パーク宮城での打率は3割台後半と得意としている。先頭打者として安打を量産し、打点ランキング上位が並ぶ中軸へつなぎたい。
文・粟盛優佳
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