9月6日18時より、札幌ドームにて北海道日本ハムとオリックスの第20回戦が行われる。両チーム連敗で迎えるが、Aクラス争いに踏みとどまるためには勝利が必須。どちらのチームが抜け出すか、0.5差のため順位変動もあり得る一戦の見どころを紹介する。

【今季対戦成績】
北海道日本ハム→10勝7敗2分　オリックス→7勝10敗2分

【北海道日本ハム】杉浦稔大投手 11試合2勝4敗 49.1回 40奪三振、防御率4.20
【オリックス】山岡泰輔投手 22試合10勝3敗 141.1回 132奪三振、防御率3.88

　北海道日本ハムの先発は杉浦稔大投手。5月23日の登板以降勝ち星から見放されている。前回登板では今季初めて6回を投げ切った。より改善した投球内容で、チームの悪い流れを断ち切り、自らの手で勝利を手繰り寄せられるだろうか。援護したい打線では西川遥輝選手に注目だ。9月に入ってからの3試合で10打数5安打と当たっているが打点はまだ無い。この試合では、打点を挙げチームの勝利に貢献したいところ。

　オリックスの先発は山岡泰輔投手だ。前回登板した8月30日の千葉ロッテ戦では4回4失点で今季最短で降板した。前回の内容を改善し、チームの連敗を止めたいところ。打線の注目は、吉田正尚選手だ。前の試合では4打数4安打1本塁打と孤軍奮闘の活躍をみせた。打率も.330まで伸ばした。今日も頼れるスラッガーは打点を挙げることができるだろうか。

文・小川和弥