8月31日、メットライフドームにて、埼玉西武対福岡ソフトバンクの首位攻防戦第2戦目が行われる。初戦を埼玉西武が制し、その差はわずか1ゲーム。首位・福岡ソフトバンクが再び差を広げるか、勢いのままに2位・埼玉西武が追い付くか。見どころを紹介していく。
【今季対戦成績】
埼玉西武→10勝11敗 福岡ソフトバンク→11勝10敗
【埼玉西武】高橋光成投手 19試合9勝5敗 112.2回 84奪三振、防御率4.39
【福岡ソフトバンク】和田毅投手 8試合4勝2敗 42.1回 35奪三振、防御率2.76
埼玉西武の先発は高橋光成投手。自身初の10勝目を懸けた前回登板の楽天戦では、6.1回2失点と試合を作り勝利に貢献したが、自身に勝ち星はつかなかった。福岡ソフトバンクに対しては現在3連勝中。この大事な試合で、節目の10勝目を飾りたい。
埼玉西武打線では栗山巧選手に注目。前日の試合で自身の通算安打を1806とし、球団通算安打記録に並んだ。昨年は終盤に勝負強さを発揮し、優勝の立役者となったベテラン。逆転優勝へ、その渋い一打でチームをさらに押し上げたい。
対する福岡ソフトバンクの先発は和田毅投手だ。ここ2試合は安定して試合を作り、自身2連勝中。埼玉西武とは7月10日にヤフオクドームで対戦。4回まで1安打に抑えたが、5回に2本塁打を浴び、敗戦投手となっている。長打に警戒し、自身の連勝を伸ばせるか。
福岡ソフトバンク打線では今宮健太選手に注目だ。埼玉西武に対しては3割を超える打率を残し、前日の試合でも二塁打を含むマルチヒットを記録した。8月は低迷気味だったが、勝負の9月に力を発揮し、迫る2位・埼玉西武を突き放したい。
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