8月29日、ファイターズ鎌ケ谷スタジアムで行われた北海道日本ハムと千葉ロッテのイースタン・リーグ公式戦は、5対2で千葉ロッテが勝利した。

　試合が動いたのは2回裏。四球や白村明弘選手の右前打で1死満塁と絶好のチャンスを作ると、岸里亮佑選手の左翼への2点適時打で北海道日本ハムが先制する。

　千葉ロッテは5回まで走者を出しつつもあと一本が出ずにいたものの、後半に打線が奮起。6回表、藤岡裕大選手の右前打や相手の守備の乱れなどで好機を得ると、5番・香月一也選手の適時打で1点を返す。さらに代打・茶谷健太選手の遊ゴロの間に同点に追い付くと、相手のボークで3塁走者が生還して逆転に成功した。

　7回表にも先頭の伊志嶺翔大選手が四球で出塁すると、続く菅野剛士選手に今季第6号の2ランが飛び出し、5対2と北海道日本ハムを突き放した。その後は8回を3番手・唐川侑己投手が三者凡退で切り抜け、9回を4番手・大谷智久投手が走者を背負いつつも無失点に抑え、試合終了。

　北海道日本ハムと千葉ロッテのイースタン・リーグ第19回戦は、5対2で千葉ロッテが勝利。勝利した千葉ロッテは先発・古谷拓郎投手が序盤にリードを許すもののその後は持ち直し、打線も好機を逃さなかった。敗れた北海道日本ハムは、先発・斎藤佑樹投手が5イニングを無失点で抑えたものの、中継ぎ陣が誤算だった。


　 １２３４５６７８９ 計
ロ ０００００３２００ ５
日 ０２０００００００ ２

ロ 斎藤佑樹-●柿木蓮-高山優希
日 ○古谷拓郎--南昌輝-唐川侑己-S大谷智久　

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