北海道日本ハム西川、埼玉西武・森の日没コールド“サヨナラ弾”に驚く「よく見えたな」

Full-Count 石川加奈子

2019.8.28(水) 22:05

北海道日本ハム・西川遥輝※写真提供:Full-Count(写真:石川加奈子)
北海道日本ハム・西川遥輝※写真提供:Full-Count(写真:石川加奈子)

西川自身も6回にソロ「暗くて見づらかった。真っ黒なボールを打ちました」

■埼玉西武 10-8 北海道日本ハム(28日・釧路)

 北海道日本ハムは28日、釧路で埼玉西武に2連敗した。ともに2ケタ安打と打撃戦を演じたが、2点を追う8回表無死で無念の日没コールドゲームとなった。

 この日の日没時刻は18時5分だったが、時折小雨がパラつく曇天の中、5回あたりから徐々に薄暗くなっていった。度々審判が集まって協議し、8回表に埼玉西武の先頭・森がバックスクリーン右に18号ソロを打ち込んだ直後、16時21分に日没コールドゲームが宣告された。

 ボールが見えにくい中で本塁打を放ったのは森だけではない。西川が2点を追う6回に野田のスライダーを右翼席へ運んだ。試合中に「暗くて、見づらかったです。真っ黒なボールを打ちました」とコメント。試合後には「左ピッチャーにちょっと怖さがあった。(実際の球速よりも)速く見えるし」と状況を説明した。だからこそ「森はよく見えたな」と8回の森の本塁打に脱帽した。

 悪条件の中で西川の今季5号が飛び出したのも不思議ではない。2回に右前適時打、4回には左翼線二塁打と右に左に長短打を放っていたからだ。6回のソロ本塁打で7月26日埼玉西武戦(メットライフドーム)以来の猛打賞を達成。「5試合打ってない分、取り戻さないとね」と5試合ぶりとなる安打を放った前日に続き、気を吐いた。

 チームは再び連敗し、なかなか波に乗れない状態が続いているが、後ろを振り返っている暇はない。「今週はあと4つ残っている。全部勝てば、いい1週間になったと言えるので、そうなるように頑張ります」と前を向いた。

(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)

記事提供:Full-Count

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