楽天・和田恋がプロ初4安打3打点 平石監督も絶賛する天性のセンス「体の使い方がいい」

Full-Count

2019.8.25(日) 22:42

「7番・一塁」で先発し4安打と活躍した楽天・和田恋※写真提供:Full-Count(画像:パーソル パ・リーグTV)
「7番・一塁」で先発し4安打と活躍した楽天・和田恋※写真提供:Full-Count(画像:パーソル パ・リーグTV)

巨人からトレードで加入すると、1軍の戦力として活躍

■楽天 14-2 埼玉西武(25日・メットライフ)

 楽天の和田恋外野手が25日、メットライフドームでの埼玉西武戦に「7番・一塁」でスタメン出場し、プロ入り初の4安打3打点と大暴れした。

 高々と舞い上がった打球が右中間フェンスを直撃した。9回2死一塁から國場の外角直球を捉え、懸命に三塁を狙った。プロ初の三塁打に「頑張って走りました」と顔を火照らせた和田恋。7月8日に古川との交換トレードで巨人から楽天に加入すると、7月21日のホークス戦でスタメン出場を果たし、8月11日のオリックス戦ではプロ初本塁打を放っていた。

 プロ初の4安打には「たまたまですよ」と謙遜したが、平石洋介監督は「タイミングの取り方がシンプルだし、バットの軌道やスイングも癖がない。(力を)ぶつけて打つタイプではないし、いい意味で力感のなさがいい」と、その天性のセンスを絶賛。「(打席の中で)後追いをしたり、どっちつかずなところもあるが、身体の使い方がいいのでね」とさらなる成長にも期待を寄せていた。

 プロ5年目の2018年は、イースタン・リーグの本塁打王と打点王の二冠を獲得し強打者の片りんを覗かせていた和田恋。埼玉西武第二球場での2軍戦ではセンターバックスクリーンの防球ネットを超え、球場の奥に駐車していた埼玉西武選手の車のボンネットに直撃する驚愕の本塁打を放ったこともある。巨人では出場機会は限られていたが、求められて移籍した新天地で必ず輝いてみせる。

記事提供:Full-Count

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