有原航平がリーグトップの13勝目。北海道日本ハムが投打でオリックスを圧倒

パ・リーグ インサイト

2019.8.24(土) 17:23

北海道日本ハムファイターズ・有原航平投手(C)パーソル パ・リーグTV
北海道日本ハムファイターズ・有原航平投手(C)パーソル パ・リーグTV

 8月24日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと北海道日本ハムの18回戦は、7対1で北海道日本ハムが勝利。先発の有原航平投手の好投に打線が一発攻勢で応えた。

 オリックス・アルバース投手、北海道日本ハム・有原航平投手の先発始まった試合は2回裏、モヤ選手が逆方向へ8号ソロを放ち、オリックスが1点を先制した。

 追う北海道日本ハムは4回表、先頭の渡邉諒選手が四球を選ぶと、続く横尾俊建選手が初球を力強くはじき返し、バックスクリーンへ逆転の3号2ラン。横尾選手が起用に応える一発を放ち、2対1と逆転した。

 2回に一発を浴びた有原投手だったが、3回以降6回まで、1人の走者も許さない完璧な投球を披露。7回表に吉田正尚選手の安打と進塁打で、この試合初めて得点圏に走者を背負ったが、後続を2者連続三振に切って得点を許さず。7回103球2安打9奪三振1失点の好投でマウンドを降りた。

 北海道日本ハムは9回表、先頭の西川遥輝選手が四球を選ぶと、続く大田泰示選手が、オリックス5番手の澤田圭佑投手から17号2ランを放ち、点差を4点に。さらに代打・田中賢介選手が、6番手の小林慶祐投手から適時打、その後失策と清水優心選手の適時打で6点のリードを得た。9回裏は3番手の石川直也投手が無失点で締め、7対1で試合終了。

 勝利した北海道日本ハムは、先発の有原投手が2安打投球でパ・リーグトップの13勝目。打線は4回に横尾選手の逆転弾、9回にも大田選手に3ランが飛び出し、エースの白星をアシストした。一方敗れたオリックスは、先発のアルバース投手が5回2失点と試合を作るも打線の援護に恵まれず。再び連勝街道を歩み始めることはできなかった。

文・須之内海

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