昨季のセ・リーグ覇者・広島に対し見事連勝し、直前までの連敗の悪い流れを振り切った楽天。18日の試合を振り返りつつ、20日に神宮球場で行われる東京ヤクルト戦の見どころを紹介していこう。

【3月18日終了時 オープン戦成績】
楽天→8勝4敗

18日は、先発の岸投手が6回2失点の投球を披露。前回登板に引き続き順調な仕上がりを見せ、課題であった投手陣の明るい話題になりそうだ。

連敗中はつながらなかった打線も、首位打者争いを繰り広げている打率.455の内田選手と、打率.385の島内選手がけん引。オコエ選手がホームスチールを決め、10安打5得点を挙げるなど力を取り戻してきている。

今江選手、岡島選手も調子を上げてきて打線に活気があふれているが、そうなると課題になるのは投手陣だ。18日、岸投手の後を受けた池田投手が3イニングス2失点と、未だ救援陣の安定感には不安が残る。

17日、18日と連勝し、連敗の流れを振り切った楽天。オープン戦6勝4敗3分と勝ち越している東京ヤクルトに対し、連勝の勢いのまま3連勝を飾ることができるか。鍵を握る投手陣に注目だ。