8月18日、ヤフオクドームでは福岡ソフトバンクと埼玉西武の第19回戦が行われる。17日の試合は両チーム合わせて21得点という乱打戦となり、重要な初戦を埼玉西武が制している。首位攻防第2ラウンドとなる、18日の試合の見どころを紹介していく。
【今季対戦成績】
福岡ソフトバンク→9勝9敗 埼玉西武→9勝9敗
【福岡ソフトバンク】ミランダ投手 14試合6勝3敗 71回 47奪三振、防御率3.55
【埼玉西武】十亀剣投手 14試合4勝4敗 72回 47奪三振、防御率4.75
福岡ソフトバンクの先発はミランダ投手。5月19日を最後に長らく白星から遠ざかっていたが、7月28日のオリックス戦で4勝目を挙げてからは3連勝中と波に乗っている。8月は2試合に登板し2勝0敗、防御率0.75と圧巻の内容。勢いそのままに自身4連勝を狙う。
一方の埼玉西武は十亀剣投手が先発する。8月11日の前回登板では6回2失点と試合を作り、チームの勝利に貢献した十亀投手。しかし、ヤフオクドームでは、ここ3年で2勝6敗と大きく負け越している。今季も7月9日の登板で黒星を喫しているだけに、苦手を克服してチームに白星をもたらしたい。
福岡ソフトバンク打線からは、福田秀平選手に注目したい。3試合続けて1番として起用されている福田選手は、右投手に対して打率.314と相性の良さを披露している。さらに十亀投手に対しては、7月9日の対戦で先制の8号2ランを放って攻略済み。この試合でも、攻撃の口火を切る一打に期待したい。
埼玉西武打線からは中村剛也選手に注目だ。今季ヤフオクドームでは3割を超える打率を記録している中村選手。対戦するミランダ投手に対しても、5打数3安打と好成績を残している。4番での出場が続くベテランが、チームを勝利に導くか。
文・成田康史
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