8月18日、京セラドーム大阪で行われるオリックスと千葉ロッテの第18回戦。17日の試合では、試合の主導権を握ったオリックスが快勝。千葉ロッテは悔しい完封負けとなった。このままオリックスがカード3連勝を決めるか、千葉ロッテが意地を見せるか。注目選手を挙げていきたい。
【今季対戦成績】
オリックス→9勝7敗 千葉ロッテ→7勝9敗
【オリックス】K-鈴木投手 14試合2勝5敗 76回 72奪三振、防御率4.14
【千葉ロッテ】種市篤暉投手 20試合6勝1敗 76.1回 90奪三振、防御率3.42
オリックスの先発はK-鈴木投手だ。千葉ロッテとの対戦は8月1日にプロ初対戦。その際には6回途中まで投げて8奪三振を記録したが、同点の場面で痛恨の勝ち越し弾を被弾。5失点でマウンドを降りている。18日はより長いイニングを投げ、7月26日以来となる白星を狙う。
一方の千葉ロッテの先発は種市篤暉投手だ。8月11日の埼玉西武戦では7回、12奪三振、2失点の快投を見せるも、白星とはならなかった。しかしながら、ここまで2試合連続で7イニングを投げ切り、いずれも2失点にまとめている。疲労も気になるところだが、18日も安定した投球で7勝目を挙げたい。
オリックス打線では快打連発中のロメロ選手に注目。17日の試合でも、先制の適時二塁打を含む3安打2打点の活躍で勝利に貢献した。11試合連続安打中の主砲のバットで、カード3連勝といきたいところだ。
対する千葉ロッテではマーティン選手に期待したい。17日の試合では4打数無安打に封じ込められたものの、K-鈴木投手との対戦では勝ち越しとなる本塁打を記録している。ここ2試合で1得点と打線がやや湿りがちであるだけに、助っ人の快音で打線の勢いを取り戻したいところだ。
文・吉田貴
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