オリックスと横浜DeNAの3連戦は、初戦が中止となったため、今日が2戦目。今オープン戦初の3連勝を狙うオリックスのマウンドには、山岡投手が上がる。前回登板では6回を79球で無失点に抑えており、今日も右腕の快投に期待がかかる。一方の打線は、横浜DeNAの飯塚投手と相対する。
初回は両投手ともに3人で相手の攻撃を終わらせ、迎えた2回。横浜DeNAの攻撃を山岡選手がテンポよく3人で終えると、それに応えるように直後の攻撃で5番・マレーロ選手がオープン戦第1号のソロ本塁打を放ち、先制点を挙げる。
援護をもらった山岡投手は、得意のスライダーを武器に8三振を奪うなど、持ち味を存分に発揮。しかし、横浜DeNA・飯塚投手の前に6回まで追加点を奪うことができず、1対0とオリックス1点リードのまま、終盤の攻防に突入する。
6回まで被安打1本と、横浜DeNA打線を全く寄せ付けなかった山岡投手。しかし、今季最長となった7回表、横浜DeNA・ロペス選手に2ラン本塁打を浴び、逆転を許してしまう。
その後、8回にも1点を失い、1対3と2点ビハインドとなった9回表、オリックスのマウンドには増井投手が上がる。オープン戦ここまで4試合に登板し、わずか1失点と安定した投球を続けている右腕は、今日も10球で1イニングを3者凡退に抑える圧巻の投球を披露した。
9回裏に向けて良い流れを作ったものの、最後は横浜DeNA・エスコバー投手の前に走者を出すことができず、試合終了。終盤に逆転を許し、勝利とはならなかった。
先制に成功したものの、追加点を奪えず敗れたオリックス。しかし、今季最長の7イニングスを2失点にまとめた山岡投手、9回に登板した増井投手と主力投手が調子の良さをうかがわせた。
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