打線好調・北海道日本ハムと、目覚めの時を待つ埼玉西武。同リーグのカードに注目。

パ・リーグ インサイト

2018.3.18(日) 09:30

埼玉西武ライオンズ・高木勇人投手(C)パーソル パ・リーグTV
埼玉西武ライオンズ・高木勇人投手(C)パーソル パ・リーグTV

北海道日本ハムは、今のところ10試合を消化して4勝4敗2分という成績で、オープン戦順位は6位だ。17日の試合に敗れて貯金がなくなってしまったが、一方的な展開でもなく、内容は決して悪くなかった。

そんな北海道日本ハムと18日に対戦するのは、10試合5勝5敗で同じく6位の埼玉西武。舞台はメットライフドームだ。その見どころを挙げていこう。

【3月17日終了時 オープン戦成績】
北海道日本ハム→4勝4敗2分
埼玉西武→5勝5敗

17日に東京ヤクルトと対戦した北海道日本ハムは、レアード選手が満塁弾を放ったが、逆転負けを喫した。先発のマルティネス投手は、5回1失点と好投した前回登板とは打って変わって、5回5失点と乱調。

2番手のロドリゲス投手も3イニングス2失点と踏ん張り切れず、負け投手となっている。ただ、開幕前に新外国選手の課題が浮き彫りになったことは、それ自体が収穫だろう。

また、腰の張りから復帰した中田選手が先制弾を放っており、一時逆転満塁弾をかっ飛ばしたレアード選手ともども、その打棒には期待を寄せたい。

一方埼玉西武は、17日に巨人と対戦。先発の高木勇投手が7回1失点の快投を披露したが、援護が及ばずロースコアゲームに敗れた。しかし、マスクを被った森選手は、高木勇投手を好リードしながらマルチ安打の活躍。

打線全体ではわずか5安打1得点に終わってしまったものの、森選手の他にも唯一適時打を放ったメヒア選手、チャンスを生んだ山川選手など、主軸が気を吐いていることは好材料だろう。

ペナントレースを戦う相手とオープン戦で相まみえる両チーム。シーズンには影響しない非公式試合とはいっても、開幕まではもう時間がない。主力級の選手の調整具合と、一軍当落線上の選手のアピールに注目が集まる。

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