銀次が4安打3打点の大活躍。弓削隼人も7回0封の快投で楽天が埼玉西武に快勝

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2019.8.6(火) 21:04

東北楽天ゴールデンイーグルス・銀次選手(C)パーソル パ・リーグTV
東北楽天ゴールデンイーグルス・銀次選手(C)パーソル パ・リーグTV

 8月6日、メットライフドームで行われた埼玉西武と楽天の12回戦は、10対0で楽天が大勝。ルーキー・弓削隼人投手の好投を、打線が大量援護で後押して3連戦の初戦を白星で飾った。

 楽天は初回、埼玉西武の先発・今井達也投手の立ち上がりを攻めた。島内宏明選手が二塁打で出塁すると、浅村栄斗選手の適時二塁打で先制に成功。さらに銀次選手が初球のカーブを振りぬき、そのままライトスタンドへ。この5号2ランで、初回から3点のリードを握った。

 2回表には、太田光選手、茂木栄五郎選手の連打などで迎えた2死満塁の好機に、暴投で1点を追加。4回表にも、埼玉西武の2番手・佐野泰雄投手から、田中和基選手の左安打から得点の好機を得ると、島内選手とブラッシュ選手が適時打で応じて7対0。埼玉西武を大きく突き放した。

 なおも楽天は攻撃の手を緩めず、5回表、埼玉西武の3番手・平良海馬投手の5球目のストレートをウィーラー選手が捉えた。この打球は、レフトスタンドへ突き刺さる16号ソロとなり、楽天は1点を追加。続く6回表にも、茂木選手の右安打と敵失策で得点圏に走者を進めると、銀次選手の適時打で得点を重ね、9対0に。

 8回表、埼玉西武の4番手・小石博孝投手から、ブラッシュ選手、銀次選手、渡邊佳明選手の3連打で1点を追加。10点リードの楽天は、8回裏を久保裕也投手、9回裏を青山浩二投手が無失点でつなぎ、10対0で試合終了。

 楽天の先発を務めた弓削隼人投手は、7回4安打4奪三振、無四死球、無失点の好投を披露。同じくルーキーである太田光選手とのバッテリーで2勝目を挙げた。15安打と爆発した打線では、銀次選手が4安打3打点を挙げる活躍で勝利に貢献した。

 一方、埼玉西武先発の今井達也投手は、2回5安打2四球4失点と打ち崩され、「今日は何も言うことができません。チームと応援に来ていただいたファンの方に申し訳ない気持ちでいっぱいです」とコメントした。

文・今泉友香

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