北海道日本ハム、逆転Vへ―期待がかかる助っ人右腕の現状は? 「本当にあともう少し」

Full-Count 石川加奈子

2019.8.6(火) 07:15

北海道日本ハムのニック・マルティネス※写真提供:Full-Count(写真:石川加奈子)
北海道日本ハムのニック・マルティネス※写真提供:Full-Count(写真:石川加奈子)

右前腕屈筋損傷で戦列を離れているマルティネス、今月中の1軍復帰を目指す

 右前腕屈筋損傷で戦列を離れている北海道日本ハムのニック・マルティネス投手が今月中の1軍復帰を目指して調整に励んでいる。

 1日には1軍首脳陣が見守る中、札幌ドームでブルペン入り。11日には千葉・鎌ヶ谷で25~30球程度の打撃投手を務める予定だ。「今は3日に1回ブルペンに入っている。100%の力で、いい感じで投げられている。痛みは全くない」と復活への歩を力強く進めている。

 現在、注力しているのは「けがをする前の状態に戻すこと」。ここ3度のブルペンでは100%の力で投げており「これをいかに長く続けられるか。それがうまくできれば、1イニングでも多く投げられる」と語る。「今は遅めの春季キャンプという感じ。本当にあともう少し」というところまで来ている。11日に打撃投手をこなして問題なければ、実戦登板に進む予定だ。

 昨季10勝を挙げ、今季も先発ローテーションの中心として期待されたが、3月に右腕を痛めて、今季はまだ一度もマウンドに上がっていない。「チーム状態はいいし、みんな優勝するためにがんばっているので、自分も力になりたい」と助っ人右腕ははやる気持ちを抑えるように力を込めた。

(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)

記事提供:Full-Count

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