8月4日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと楽天のイースタン・リーグ公式戦、第15回戦は7対6で千葉ロッテが勝利。代打・福浦和也選手が決勝打を放ち、首位攻防戦3連勝を飾った。

　楽天は2回表、フェルナンド選手の内野安打、山下斐紹選手の死球で1,2塁とすると、続く内田靖人選手、岡島豪郎選手の連続適時打で2点を先制。なおも無死1,3塁からディレードスチールと敵失策で2点を追加。千葉ロッテ先発の森遼大朗投手を捉え、4対0とリードを得た。

　序盤から点差を付けられた千葉ロッテだったが、楽天先発の岸孝之投手を攻略した。2回裏、松田進選手の4号ソロで1点を返すと、3回裏には吉田裕太選手の2号ソロと安田尚憲選手の適時打で1点差に詰め寄ると、バルガス選手の4号2ランで逆転に成功。好投手から3本塁打を放ち、5対4と逆転に成功した。

　追う立場となった楽天は5回表、千葉ロッテ2番手のブランドン投手からチャンスを作ると、フェルナンド選手、内田選手に適時打が生まれ、6対5と再びリードを得た。

　しかしこのまま終わらないのが千葉ロッテ。7回裏、敵失策と四球からチャンスを作ると、バルガス選手が同点タイムリー。続く代打・細谷圭選手が四球を選び、満塁と好機を拡大すると、代打・福浦和也選手が勝ち越しの犠飛。ベテランが仕事を果たし、終盤に貴重な1点のリードを得た。

　逃げ切りを図る千葉ロッテは、8回表を永野将司投手が3人で終えると、9回表は南昌輝投手が1死1,2塁のピンチを招いたが、後続を連続三振に打ち取って7対6で試合終了。

　勝利した千葉ロッテは、先発した森遼大朗投手が4回4失点と苦しんだが、打線が7得点を挙げ、1点差で逃げ切った。敗れた楽天は、先発した岸投手が3回5失点と試合を作ることができず。後を託されたリリーフ陣も7回につかまり、3タテを食らった。

　 １２３４５６７８９ 計
楽 ０４００２００００ ６
ロ ０１４０００２０Ｘ ７

楽 岸孝之-今野龍太-近藤弘樹-●西宮悠介-木村敏靖
ロ 森遼大朗-ブランドン-成田翔-○田中靖洋-永野将司-S南昌輝

◇ファームの中継を観るならパーソル パ・リーグTV。6球団の本拠地主催試合を放送中！
https://tv.pacificleague.jp/page/smp/service/