【MLB】2回に崩れた大谷翔平選手、エ軍投手コーチの見解は「腕の振りが遅く見えた」

Full-Count 盆子原浩二

2018.3.17(土) 13:33

エンゼルス・大谷翔平選手【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平選手【写真:Getty Images】

立ち上がりの投球は高評価「1回はとてもよかった」

実戦4度目の先発となった16日(日本時間17日)ロッキーズ戦で、1回1/3を2被弾含む7安打7失点(自責7)と苦戦したエンゼルスの大谷翔平選手。初回は最速98マイル(約158キロ)の速球で強打のロッキーズ打線を圧倒したかに見えたが、2回に崩れた。

大谷選手自身は試合後「(2回は)1人目に対して、1イニング目よりしっかり腕を振っていなかった。そこじゃないかと思います」と振り返ったが、エンゼルスのナギー投手コーチも「1回に比べて2回は腕の振りが遅いように見えた」と乱調の要因を分析した。

味方打線から3点の援護を受けた直後の2回、大谷選手は先頭デズモンド選手に左翼へ先制弾を運ばれると、アイアネッタ選手に死球を当て、ここから4連打で3点を追加された。なおも無死一、二塁でアレナド選手に左翼へ3点弾を献上。1死を奪ったところで50球を投げて降板となった。

ナギー投手コーチは「1回はとてもよかった。2回はボールが高めに行き過ぎて、見ての通りの結果になった」と振り返った。まだ大谷選手と直接話をしていないとしたが、1回に比べて2回は思い切り腕が振れていなかった、という見解は一致している。

シーズン開幕が近づく中、調整の進捗状況を心配する声が増している。先を見据えた調整のため、開幕をマイナーで迎える可能性も否定できないが、投手コーチは「それは私が決めることではない。(今後の調整は)彼と今日の登板について話してから考えていくと思う」とした。

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Full-Count 盆子原浩二

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