不振でも12球団トップの足技で勝負。オリックス対オープン戦1位・横浜DeNA

パ・リーグ インサイト

2018.3.17(土) 09:30

オリックス・バファローズ 西勇輝投手(左)(C)パーソル パ・リーグTV
オリックス・バファローズ 西勇輝投手(左)(C)パーソル パ・リーグTV

オープン戦8試合で3勝4敗1分のオリックス。16日に予定されていた試合は、雨天のため中止となった。ここでは、直近の14日の試合の模様を振り返り、17日に行われる横浜DeNAとの試合の見どころを挙げていきたい。

【3月16日終了時 オープン戦成績】
オリックス→3勝4敗1分

14日に行われた千葉ロッテ戦は、伊藤選手の決勝打で1点差勝利。激しいシーソーゲームを制した。宗選手が4号アーチを描き、打率1割台と苦しむ吉田正選手にも待望の一打が飛び出している。

チーム打率.219とまだまだ改善の余地は残されているものの、12球団トップの17盗塁は誇れる数字だろう。宗選手と安達選手が4盗塁ずつで、大城選手、西野選手、山足選手が2盗塁ずつだ。

機動力と長打力がかみ合った攻撃ができるチームではあるが、なかなか調子の波が合わず打線がつながらないときにも、足技を絡めてチャンスを広げる意識付けができているということは、大きな収穫と言えるだろう。

先発予定は、前回の登板で5回無失点の快投を見せた西投手だ。週に一度だけ登板する先発投手にとっては、開幕までに残された実戦機会はあとわずか。現在オープン戦1位の横浜DeNA相手に、確かな手応えをつかむことはできるだろうか。

記事提供:

パ・リーグ インサイト

この記事をシェア

  • X
  • Facebook
  • LINE