14日のオリックス戦ではシーソーゲームに敗れたが、ここまでオープン戦8試合で5勝2敗1分の好成績を残している千葉ロッテ。一方、17日に千葉ロッテと対戦する福岡ソフトバンクはここ7試合で勝ち星がなく、9試合を戦って2勝6敗1分と苦しい戦いが続いている。
16日に予定されていた試合は雨天中止となった。では17日の試合では千葉ロッテが直近の勢いを持続させるのか、反対に福岡ソフトバンクが長いトンネルを脱出するのか。今カードの見どころを挙げていきたい。
【3月16日終了時 オープン戦成績】
千葉ロッテ→5勝2敗1分
福岡ソフトバンク→2勝6敗1分
千葉ロッテ打線は、連日の2桁安打がさほど得点に結び付いていないことが気にかかるが、荻野貴選手と中村選手がともに打率.423と絶好調だ。平沢選手も、オープン戦の規定には届かないものの.421と頼もしい。
福岡ソフトバンク打線は、高田選手、今宮選手の二遊間コンビが打率3割超えでさすがの好守備を連発している。さらに、そろそろ内川選手、デスパイネ選手らが合流して、調整の最終段階に入る頃。連敗脱出に期待がかかる。
17日の先発予定は、千葉ロッテが涌井投手。福岡ソフトバンクは石川投手。石川投手は先発ローテーションの6番手を争う中田投手が、15日の試合で一定の結果を残しただけに、このマウンドに懸ける思いは強いことだろう。
連敗阻止か連敗脱出か。直近では、ともに終盤に逆転を許す展開が目立つ両チーム。少しでも良い形で開幕に向かうため、オープン戦といえども結果を追い求めたいところだ。
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