7月28日、イーグルス利府球場で行われた楽天と北海道日本ハムのイースタン・リーグ公式戦、第16回戦は16対3で楽天が圧勝。カード勝ち越しを飾った。

　楽天は1回裏、フェルナンド選手のタイムリーで1点を先制。しかし直後の2回表に先発の福井優也投手が高濱祐仁選手、今井順之助選手に連続タイムリーを浴び、逆転されてしまう。

　5回表には、郡拓也選手の2号ソロで1対3と離されたが、ここから楽天打線が猛攻撃を見せた。5回裏に内野ゴロの間に1点を返すと、6回裏に太田光選手が3号ソロを放ち、同点に追いついた。

　7回表には2つの四死球で好機を得ると、暴投の間に勝ち越し。なおも好機は続き、2,3塁の場面で太田選手にタイムリーが生まれ1点を追加。野選とオコエ瑠偉選手の犠飛でも加点しこの回一挙4得点。7対3と勝ち越しに成功した。

　4点リードの楽天は、最後まで攻撃の手を緩めなかった。8回裏にはフェルナンド選手、下妻貴寛選手、橋本到選手のタイムリーなどで6点を追加。さらに打者一巡でこの回2打席目に立ったフェルナンド選手に10号3ランが生まれ、16対3と大きく突き放した。最終回は野元浩輝投手が3者凡退で締めて試合終了。

　楽天は中盤から打線に火が付き、終わってみれば13安打16得点で快勝を収めた。敗れた北海道日本ハムは、先発した田中瑛斗投手が6回3失点の力投を見せたが、リリーフ陣が崩れた。

　 １２３４５６７８９ 計
日 ０２００１００００ ３
楽 １０００１１４９Ｘ 16

日 田中瑛斗-●福田俊-立田将太-高山優希-バーベイト
楽 福井優也-○近藤弘樹-寺岡寛治-野元浩輝

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