7月26日、楽天イーグルス利府球場で行われたイースタン・リーグ公式戦、楽天対北海道日本ハムの14回戦は、藤平尚真投手の好投と、4番・卓丸選手の活躍により、楽天が6対1で勝利している。

　楽天先発の藤平尚真投手は初回、味方の失策などで1死2塁と走者を背負うと、北海道日本ハム・森山恵佑選手に先制の適時二塁打を打たれてしまった。

　しかしその裏、打線がすぐさま反撃。1番・中村和希選手が二塁打で出塁すると、2死から4番・卓丸選手の適時打で同点に追い付く。さらに、5番・内田靖人選手が安打でつなぎ、6番・橋本到選手が四球を選んで満塁にすると、バッテリーミスの間に3塁走者が勝ち越しのホームイン。北海道日本ハム先発・杉浦稔大投手の立ち上がりを攻め、あっさり逆転した。

　追加点が欲しい楽天は3回裏、1死1塁から卓丸選手が2打席連続の適時打。5回裏は、四球の卓丸選手を一塁に置いて、内田選手が左中間へ適時二塁打を放つ。さらに6回裏、太田光選手の二塁打などで1死3塁とし、9番・西巻賢二選手の適時打で5対1とリードを広げる。

　投げては、藤平投手が徐々に調子を上げていき、安打を許しても、要所で三振を奪う投球を見せ、北海道日本ハムに追加点を許さず。7回を投げ、7安打9奪三振無四球1失点という内容でリリーフに後を託した。

　7回裏、この試合当たっている卓丸選手が、ライトオーバーの今季1号ソロを放ち、北海道日本ハムを突き放すと、リリーフ陣も好投を見せた。8回表を由規投手が、9回表を宋家豪投手がそれぞれ3者凡退で抑えて試合終了。楽天が6対1で快勝し、チームは3連勝を飾った。

　 １２３４５６７８９ 計
日 １００００００００ １
楽 ２０１０１１１０Ｘ ６

日 ●杉浦稔大-村田透-吉田侑樹
楽 ○藤平尚真-由規-宋家豪

◇ファームの中継を観るならパーソル パ・リーグTV。6球団の本拠地主催試合を放送中！
https://tv.pacificleague.jp/page/smp/service/