7月9日以来の登板に「まっすぐの強さ求めたい」
■福岡ソフトバンク – 千葉ロッテ(23日・ヤフオクドーム)
福岡ソフトバンクの高橋礼投手は23日の千葉ロッテ戦に先発する。リーグ首位打者の荻野貴司外野手をキーマンに挙げた。
先発は8勝目を挙げた7月9日の埼玉西武戦以来。「その間しっかりトレーニングもできましたし、休みも取れました。コンディション自体はいいですし、ボディバランスも整えられました」と、自信を持ってマウンドに上がる。
シーズン前半は「まっすぐでしっかり押せた」と振り返りつつ「ちょっとずつストレートが弱くなってきているので、まっすぐの強さを求めていきたい」と自身の課題を口にした。
千葉ロッテ戦は5月25日(ZOZO)以来の登板となるが「その時は荻野さんに3本(ヒットを)打たれた。対応力が高いし、最初の打席で打たせると荻野さん自身もチームも乗ってくる。とにかく荻野さんがキーになると思います」と、リーグ首位打者への警戒心を強めた。
チームは21日の楽天戦で連敗をストップさせたが、打線は8試合連続で1桁安打が続き、その間の合計得点は「13」と1試合の平均得点は2点にも届かない。それでも「自分のピッチングをするだけです」と気持ちを込めた。
23日は福岡での「鷹の祭典」6連戦の初日。「(鷹の祭典の)ポスターにも使っていただいているので恥ずかしくないピッチングをしたいです」と、少し照れ臭そうに笑った。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)
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