【ファーム】オリックスが広島に逆転勝ち。西野真弘が同点打含む2打点の活躍

パ・リーグ インサイト

2019.7.21(日) 17:35

オリックス・バファローズ 西野真弘選手(C)パーソル パ・リーグTV
オリックス・バファローズ 西野真弘選手(C)パーソル パ・リーグTV

 7月21日、富田林バファローズスタジアムで行われたオリックスと広島のウエスタン・リーグ公式戦は、4対3でオリックスが勝利。苦手な広島に連勝を飾った

 1回裏、オリックスは1番・太田椋選手の二塁打から四球と犠打でチャンスを作ると、4番・ロメロ選手がしっかりと犠飛を決め、幸先よく1点を先制する。

 援護を貰った先発・鈴木優投手は、丁寧に低めを突く投球で3回まで被安打1、4奪三振、無失点という上々の立ち上がりを披露。打線もそれに応え、3回裏には5番・西野真弘選手の適時打で1点を追加し、3回を終えてスコアを2対0とした。

 しかし5回表、鈴木優投手は先頭の堂林翔太選手に四球を与えると、味方のミスも絡んで無死2,3塁のピンチを招く。この場面で、7番・正隋優弥選手の適時打で1点を失うと、続く白濱裕太選手の内野ゴロの間にも得点を許し、2対2の同点に追い付かれてしまった。
 
 6回、7回は両チームとも無得点に終わり、迎えた8回表。オリックスは、2番手・神戸文也投手が2番・桒原樹選手の四球から1死1,2塁とされると、4番・メヒア選手に適時打を浴びて勝ち越しを許してしまう。

 しかしオリックス打線が粘った。直後の8回裏、1死から西村凌選手が安打を放つと、続く西野選手が左中間へ適時二塁打を放ってすぐさま同点とする。さらに6番・松井佑介選手も右前適時打で続き、2塁走者が生還。2点を奪って逆転に成功した。

 リードを握って迎えた9回表は、4番手・漆原大晟投手がマウンドに上がる。テンポ良く2死を取ると、四球を出したものの、最後は1番・大盛穂選手を中飛に打ち取って試合終了。終盤に鮮やかな逆転劇を見せ、オリックスが昨日に続いて広島から勝利を収めた。

  123456789 計
広 000020010 3
オ 10100002x 4

広 山口翔-飯田哲矢-藤井皓哉-●永川勝浩
オ 鈴木優-神戸文也-○吉田凌-S漆原大晟
 
文・成田康史

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