カード全勝を目論む楽天。福岡ソフトバンクはミランダに連敗ストップを託す

パ・リーグ インサイト

2019.7.21(日) 09:32

東北楽天ゴールデンイーグルス・石橋良太投手(C)パーソル パ・リーグTV
東北楽天ゴールデンイーグルス・石橋良太投手(C)パーソル パ・リーグTV

 7月21日に楽天生命パーク宮城で行われる、楽天対福岡ソフトバンクの第17回戦。前日の試合では終盤まで拮抗した試合になるも、最後は浅村栄斗選手の一打で楽天が勝利を収めた。3戦全勝を目指す楽天と連敗を脱出したい福岡ソフトバンクの注目選手を紹介する。

【今季対戦成績】
楽天→9勝7敗 福岡ソフトバンク→7勝9敗

【楽天】石橋良太投手 18試合4勝4敗 65.1回 37奪三振、防御率3.58
【福岡ソフトバンク】ミランダ投手 10試合3勝3敗 48.1回 31奪三振、防御率4.66

 楽天の先発投手の石橋良太投手は、7月8日のオリックス戦以来の登板となる。前回登板では、8回を投げ抜き2失点と好投を見せるも、打線の援護を得ることができず。黒星を喫している。今日の試合で白星を挙げ、自身の貯金を作ることができるのか期待したい。

 その石橋投手を援護する打線の注目は、昨日の試合で試合を決める犠飛を放った浅村栄斗選手だ。直近3試合でわずかに2安打と不調にあえぐ中で、前日の殊勲打が復調の足がかりとなるか。2夜連続のヒーローを目指すこの男の打撃に注目だ。

 対する福岡ソフトバンクの先発は、ミランダ投手。直近2戦では勝ち負けこそついていないものの、計11.1回3失点と安定感を発揮している。5月19日から2カ月遠ざかっている勝ち星で、チーム再浮上のきっかけを作ることはできるか。左腕の奮闘に注目だ。

 若鷹打線の注目は昨日の試合でマルチ安打を放った牧原大成選手だ。対楽天戦では打率1割台と苦労していたが、克服の兆しを見せている。苦手意識を払拭した良い流れのまま、不調気味の打線を活気づけたい。

文・須之内海

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