竹安大知が7回1失点の快投で2勝目。吉田正尚の勝ち越し弾でオリックスが勝利

パ・リーグ インサイト

2019.7.20(土) 20:08

オリックス・バファローズ 吉田正尚選手(C)パーソル パ・リーグTV
オリックス・バファローズ 吉田正尚選手(C)パーソル パ・リーグTV

 7月20日、メットライフドームにて行われた埼玉西武対オリックスのカード2戦目は、3対1でオリックスが勝利。先発の竹安大知投手がきっちり試合を作ると、打線が効果的な一発で得点し、手堅くカードの勝敗を五分に戻した。

 5月25日以来の一軍登板となった埼玉西武の先発・多和田真三郎投手から、オリックスが先制点を挙げた。2回表、この回先頭の7番・小島脩平選手がインコースの直球を捉え、ライトスタンドポール際に飛び込む第3号ソロ。まず1点の先取に成功する。

 直後の2回裏、埼玉西武が反撃。2死から7番・栗山巧選手と8番・金子侑司選手がヒットを放ち、2死1,2塁とチャンスを拡大。ここで9番・木村文紀選手にタイムリーが生まれ、下位打線の3連打ですぐさま同点に追い付いた。

 その後は、3イニングにわたって膠着状態が続いたが、6回表、オリックスが均衡を破る。先頭の3番・吉田正尚選手が放った打球は高々と舞い上がり、そのままバックスクリーンへ飛び込む第16号ソロに。さらに2死1,2塁から8番・若月健矢選手の当たりがタイムリーとなり、オリックスが3対1と2点のリードを奪った。

 リードするオリックスの先発・竹安大知投手は、2回に1点を失って以降は、丁寧な投球で得点を許さず。7回を投げ抜き1失点と快投を見せ、勝利投手の権利を持ったままマウンドを降りた。そしてその後を受けた海田智行投手、ディクソン投手が無失点でつないで試合終了。

 埼玉西武対オリックスのカード2戦目は、3対1でオリックスが勝利した。投げては竹安投手が7回1失点と快投、打っては吉田正選手が勝ち越し弾を含む3安打の活躍。敗れた埼玉西武は5月以来の登板となった多和田投手が6回3失点と試合を作るも、打線が援護できなかった。

文・丹羽海凪

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