多和田真三郎は一軍復帰戦を白星で飾れるか。打線の鍵は女房役・森友哉

パ・リーグ インサイト

2019.7.20(土) 09:32

埼玉西武ライオンズ・森友哉選手(C)パーソル パ・リーグTV
埼玉西武ライオンズ・森友哉選手(C)パーソル パ・リーグTV

 7月20日、メットライフドームで埼玉西武とオリックスのカード2戦目が行われる。前日の試合は、埼玉西武が9回裏の土壇場から金子侑司選手の3ランで追い付き、11回裏に中村剛也選手の通算400号弾で劇的なサヨナラ勝利を収めた。埼玉西武が勢いそのままに連勝なるか。見どころを紹介していく。

【今季対戦成績】
埼玉西武→9勝4敗 オリックス→4勝9敗

【埼玉西武】多和田真三郎投手 9試合1勝3敗 53回 29奪三振、防御率5.77
【オリックス】竹安大知投手 3試合1勝0敗 19回 16奪三振、防御率2.84


 埼玉西武の先発は多和田真三郎投手。今季は開幕投手に抜擢されたものの調子が上がらず。5月25日の北海道日本ハム戦を最後に二軍で調整していたが、7月9日のファームでの横浜DeNA戦では9回3失点の好投を見せている。一軍復帰初戦を白星で飾れるか。

 多和田投手を援護したい埼玉西武打線で注目すべきは、森友哉選手だ。前日の試合では9回裏の同点弾につながる中安打を含むマルチ安打を記録しているほか、対オリックス戦での打率は3割後半、土曜日の打率は4割近く。女房役として、リードだけでなく打撃でも多和田投手を援護したい。

 対するオリックスの先発は竹安大知投手。前回登板の7月7日の福岡ソフトバンク戦では、白星こそ付かなかったものの7回2失点と好投を見せており、ここまで登板した全ての試合で自責点2点以下に抑えている。埼玉西武とは初対戦となるが、12球団一の得点力を誇る打線を抑えられるか、期待がかかる。

 オリックス打線では吉田正尚選手に注目したい。前日の試合ではマルチ安打を記録しており、対埼玉西武戦での打率は3割台後半とかなり得意としている。頼れる主砲が特大の本塁打でチームの連敗を止められるか。

文・粟盛優佳

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