本田は7回3奪三振2四球6安打1失点で5勝目
■埼玉西武 4-3 千葉ロッテ(17日・メットライフ)
埼玉西武の本田圭佑投手が17日の千葉ロッテ戦(メットライフ)に先発し、7回1失点の好投で5勝目をあげた。6月29日のオリックス戦から3連勝。
今季千葉ロッテに対しては3戦3勝と抜群の相性を誇っている本田。この日も初回に好調千葉ロッテ上位打線をわずか7球で料理したが、2回にレアード、中村、井上に3連打を浴びいきなり無死満塁のピンチを招いた。しかし、続く藤岡を高め直球で投ゴロに仕留めると、田村には外角のスライダーで1-2-3の併殺を完成させ、この最大の窮地を無失点で切り抜けた。3回には荻野に左越えソロを許したが、7回までこの1失点のみで投げ切った。最後の打者になった田村を外角のスライダーで空振り三振に打ち取ると、マウンド上で大きく吠えた。「今までの自分だったら、あそこで四球を出して平井さんに代わっていたかもしれない。どうしても7回まで投げ切りたかった」とギアを上げ、5勝目を手にした。
6月29日のオリックス戦からこれで自身3連勝となった。「負けてもいい試合はない。経験させてもらえて、抑えることができる試合も増えてきている。自信もついてきたと思います」と頼もしい。「投げる度に責任感も強くなっている。試合を作ることができれば、うちの打線ならなんとかしてくれますから」と先発ローテの一角を担う自覚たっぷりに話していた。
(安藤かなみ / Kanami Ando)
記事提供: