7月17日の18時から、京セラドーム大阪でオリックスと楽天の第18回戦が行われる。16日の試合ではオリックスが初回に挙げた1点を守り抜き「スミ1」で勝利し、このカードを1勝1敗に持ち込んだ。カード勝ち越しをかけた一戦の見どころを紹介しよう。
【今季対戦成績】
オリックス→9勝7敗1分 楽天→7勝9敗1分
【オリックス】K-鈴木投手 10試合1勝5敗 56.2回 52奪三振、防御率3.97
【楽天】辛島航投手 13試合5勝4敗 73回 59奪三振、防御率4.32
オリックスの先発はK-鈴木投手。自身4連敗中で、5月18日以降勝ち星に恵まれていない。また、直近の3試合はいずれもイニングの途中で降板している。17日は自身の役割を全うし、打線の援護を待ちたい。
楽天の先発は辛島航投手。前回登板の福岡ソフトバンク戦では6回途中5失点で敗戦投手となっている。オリックス戦は今季初登板となるが、昨季は5試合に先発し防御率5.96と振るわなかった。17日のマウンドでは、どのような投球を見せるだろうか。
オリックス打線の注目は福田周平選手。16日の試合では、初回にチーム唯一の安打を放ち、先制点につなげた。今季は対左投手の打率4割超と、好相性を見せている。今日も得意のサウスポーを相手に、切り込み隊長として役割を果たせるだろうか。
楽天打線の注目は銀次選手。16日は完封負けを喫した打線の中で2安打を放った。相手先発のK-鈴木投手からは前回対戦時に適時打を放っているだけに、17日も攻略の鍵を握りそうだ。
文・山下虎太郎
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