5回途中に緊急降板の鷹・和田「申し訳ない」 下半身の張りは軽症を強調

Full-Count 福谷佑介

2019.7.11(木) 08:59

福岡ソフトバンク・和田毅※写真提供:Full-Count(写真:藤浦一都)
福岡ソフトバンク・和田毅※写真提供:Full-Count(写真:藤浦一都)

5回2死一、二塁で外崎に2球目を投じたところで降板

■埼玉西武 7-3 福岡ソフトバンク(10日・ヤフオクドーム)

 福岡ソフトバンクの和田毅投手がアクシデントにより緊急降板した。10日、本拠地ヤフオクドームでの埼玉西武戦。先発した左腕だったが5回2死一、二塁で外崎に2球目を投じたところで、マウンドを降りた。

 4回まで埼玉西武打線を無失点に封じていた左腕が突如、崩れた。先頭の岡田に左翼ポール際のホームランテラス席へソロを浴びると、1死から木村にもソロを浴びて同点に追いつかれた。さらに、秋山に四球、そして源田に左翼線への安打を許した。

 既に、この時点で下半身に張りを感じていた。続く外崎へ1ストライクから2球目を投じたところで左足の付け根を気にする仕草が。ベンチから倉野信次投手コーチとトレーナーが飛び出し、治療のためにベンチへ下がると、そのまま途中降板となった。

 2番手でマウンドに上がった田中正義が外崎に右翼フェンス直撃の2点適時三塁打を浴びて勝ち越された。和田は4回2/3を投げて、4安打4失点で敗戦投手となった。

 和田は試合後「マウンドに上がっている以上は関係ない。ああいう形で渡してしまって申し訳ない。自分としては投げたかったんですが、やめておこうとなった」と語り、突然の降板を謝罪。脚の張りについては「(今後の登板に影響するとは)自分では思ってないし、そういう感じもしていない」と軽症であることを強調していた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

記事提供:Full-Count

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