本田は自己最多タイ7回1/3無失点 辻監督「完封させたかった」
■埼玉西武 5-0 千葉ロッテ(6日・ZOZOマリン)
埼玉西武が6日、3投手の完封リレーで千葉ロッテに5-0で勝利した。
埼玉西武は秋山の先頭打者ホームランで幸先よく先制すると、2回には2死三塁から金子侑が三塁手・レアードの失策を誘いさらに1点を追加。4回には秋山の適時打などで3点を奪い、先発の本田を援護した。
援護をもらった本田はイニングの先頭を4度出塁させたものの、丁寧にコースを突く投球でマリーンズ打線にホームを踏ませなかった。本田は自己最長タイの7回1/3を投げ無失点の粘投で4勝目。7回まで84球とテンポよく試合を作った。8回も続投させた辻監督は「球数も少なく、完封させたかった」と意図を説明。
本田は前回先発した29日のオリックス戦では6回無失点。チームは完封勝利を収めており、「バタバタ三振を取る投手ではなく、打たせて取るピッチャー。そのコツを自分のものにして、低め低めに打たせて取るスタイルを確立できれば、これからもローテーションピッチャーになれる」と指揮官も満足気ににっこり。「ここ2試合しっかりと試合を作ってくれて、自信になると思いますよ」と右腕の急成長に目を細めていた。
(安藤かなみ / Kanami Ando)
記事提供: