7月7日14時から、ZOZOマリンスタジアムでは千葉ロッテと埼玉西武の3連戦最終戦が行われる。初戦は千葉ロッテが終盤に逆転勝利、6日の第2戦は先発・本田圭佑投手の好投もあり埼玉西武が快勝し、対戦成績は1勝1敗の五分となっている。3連戦を勝利で締めくくるのはどちらのチームか。この一戦の見どころを紹介していく。
【今季対戦成績】
千葉ロッテ→5勝7敗1分 埼玉西武→7勝5敗1分
【千葉ロッテ】土肥星也投手 2試合0勝0敗 9回 8奪三振、防御率5.00
【埼玉西武】松本航投手 7試合4勝1敗 36.1回 24奪三振、防御率4.95
今季3試合目の先発となる千葉ロッテ・土肥星也投手は、試合当日が24歳の誕生日。ここまでの2試合は、5回2失点、4回3失点といずれも長いイニングを投げられていない。自身の記念日を飾るためにも、より長くマウンドを守り続けて勝利に導く投球を見せたい。
対する埼玉西武は、松本航投手が先発する。前回登板のオリックス戦では、被安打10と苦しみながらも5回3失点と試合を作り、今季4勝目を手にした。6月2日の登板でプロ初黒星を喫した千葉ロッテを相手に、雪辱を果たしたいところ。
千葉ロッテ打線の注目は井上晴哉選手。今季は埼玉西武を相手に打率.306、対戦カード別最多となる4本塁打と好相性を見せており、日曜日の成績も打率.314、4本塁打と出色の数字を記録している。七夕の空にファンが待ち望む一発は飛び出すか。
一方の埼玉西武打線では、木村文紀選手に注目だ。千葉ロッテの先発が左腕・土肥投手ということもあり、先発起用が予想される木村選手。今季はZOZOマリンスタジアムで打率.462、2本塁打と圧巻の打撃成績を残している。鈴木将平選手など若手選手が頭角を現している中で、存在感を放つ活躍を見せてほしいところだ。
文・成田康史
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