北海道日本ハム・清水優心が決勝打。楽天は松井裕樹が崩れ、8連敗で3位転落

パ・リーグ インサイト

2019.7.6(土) 19:29

北海道日本ハムファイターズ・清水優心選手(C)パーソル パ・リーグTV
北海道日本ハムファイターズ・清水優心選手(C)パーソル パ・リーグTV

 7月6日、楽天生命パーク宮城で行われた楽天と北海道日本ハムの第14回戦は、1対0で北海道日本ハムが勝利。両軍無得点のまま迎えた9回表に清水優心選手が決勝打を放った。楽天は引き分けを挟んで8連敗を喫し、3位に転落した。

 試合は投手戦となった。楽天先発の美馬学投手は立ち上がりに2死満塁のピンチを招いたが、ここを無失点で切り抜けると、以降は尻上がりに調子を上げる。対する北海道日本ハム先発の堀瑞輝投手は、初回、先頭の茂木栄五郎選手に三塁打を浴びたものの、後続を2者連続三振に仕留めて無失点。続く2回裏は3者凡退に抑え、ショートスターターとしての役割を果たした。

 北海道日本ハムは3回裏から登板した金子弌大投手が、4イニングを投げ3安打7奪三振、無失点の好リリーフを見せ、楽天も美馬投手が7回まで4安打無失点。打線はともに相手投手を打ち崩せず、0対0のまま8回へ。

 北海道日本ハムは8回裏、公文克彦投手と玉井大翔投手の小刻みな継投で無失点でつなぐと、9回表、ついに打線がつながった。王柏融選手の安打と、杉谷拳士選手の四球で一打先制の場面を作ると、2死から清水優心選手が値千金のタイムリー。楽天のクローザー・松井裕樹投手から貴重な1点を勝ち取り、9回裏は石川直也投手が3者凡退で締めて1対0で試合終了。

 北海道日本ハムは6投手による完封リレーで楽天をシャットアウトし、連勝を飾った。敗れた楽天は、先発した美馬投手が好投を見せたが打線が応えることができず。最終回に守護神が崩れ、8連敗を喫した。

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