7月6日の16時から、楽天生命パーク宮城では楽天対北海道日本ハムの3連戦・2戦目が行われる。昨夜の敗戦で今季ワーストの7連敗を喫した楽天は、何としても勝利をつかみたいが、対する北海道日本ハムもAクラス昇格のために負けられない。注目の本試合の見どころを紹介しよう。
【今季対戦成績】
楽天→7勝6敗 北海道日本ハム→6勝7敗
【楽天】美馬学投手 13試合5勝3敗 75回 56奪三振、防御率4.44
【北海道日本ハム】堀瑞輝投手 29試合3勝1敗 30.1回 30奪三振、防御率2.97
楽天の先発は、美馬学投手が務める。前回登板の6月29日千葉ロッテ戦は降雨コールドで、6回2失点も勝ち負けはつかなかった。本日試合を行う北海道日本ハムとは今季初の顔合わせであるが、四球の少なさはそのままに、勝負所での粘投を期待したい。
楽天打線の注目は田中和基選手だ。7月5日の北海道日本ハム戦では、怪我の影響で一軍を離脱して以来、約2カ月ぶりに「7番・右翼手」として先発出場を果たした。惜しくも無安打に終わってしまったが、連敗続きのチームの空気を変える役割を果たしてくれるだろうか。昨季新人王の働きに期待したい。
対する北海道日本ハムの先発は、堀瑞輝投手。5月1日の埼玉西武戦にショートスターターとして登板して以来、今季2度目の先発登板となる。その試合では、立ち上がりを3者凡退に抑えるものの、2回には本塁打を浴び1失点する少々苦しい内容となった。7月3日に中継ぎとして登板したため中2日での先発となるが、監督の起用に応える好投を披露してほしい。
北海道日本ハム打線の注目は近藤健介選手。3割を超える打率で好調を維持している同選手は、7月5日の楽天戦で2打席連続安打を放ち、先制点に絡む活躍を見せた。今日も安打を積み重ね、手堅く勝利をつかみたい。
文・今泉友香
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