根元選手が決勝打。千葉ロッテが逃げ切り勝ちを収めるも、オリックス・宗選手が攻守に躍動

パ・リーグ インサイト

2018.3.13(火) 16:34

ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテとオリックスのオープン戦。先発は千葉ロッテが石川投手、オリックスが金子千尋投手と、豪華な対決となった。

初回、オリックスの攻撃。1番・宗選手が内野安打で出塁し、盗塁に成功。続く大城選手のゴロの間に進塁する。1死3塁から3番・吉田正選手も二ゴロに倒れるが、その間に三走・宗選手が生還。オリックスが先制に成功する。

2回表も、1死2,3塁から8番・伏見選手の二ゴロの間に加点。試合序盤でオリックスが2点をリードする展開に。

しかし4回裏、2点を追う千葉ロッテは、1死1,3塁から1番・荻野貴選手が反撃の中前適時打。さらに続く根元選手が1死1,2塁から金子千尋投手の直球をうまくはじき返し、逆転適時二塁打。スコアは3対2となり、千葉ロッテがリードを握った。

5回裏にも、9番・平沢選手の適時打で1点を追加し、4対2の2点リードで試合中盤に向かう千葉ロッテ。対するオリックスは、2投手で5回6四球と制球に苦しむ。

ただその後は、6回から登板した3番手のディクソン投手が千葉ロッテ打線を完璧に抑え、対する千葉ロッテも二木投手が4イニングス、大谷投手が最後の1イニングを無失点でまとめたため、両チーム無得点。試合はそのまま4対2で千葉ロッテが勝利した。

敗れたオリックスは、先発の金子千尋投手が4回途中7安打3失点と苦しんだ。3回以降無得点に終わるなど打線もつながりに欠けたが、期待の宗選手がマルチ安打2盗塁、外野守備でファインプレーを見せている。ディクソン投手が3イニングス2安打無失点というさすがの投球を披露するなど、開幕に向けた好材料も多かった。

記事提供:

パ・リーグ インサイト

この記事をシェア

  • X
  • Facebook
  • LINE