前カード負け越しで迎える両チーム。流れを変えるのは二木康太か今井達也か

パ・リーグ インサイト

2019.7.5(金) 09:31

千葉ロッテマリーンズ・二木康太投手(C)パーソル パ・リーグTV
千葉ロッテマリーンズ・二木康太投手(C)パーソル パ・リーグTV

 7月5日、ZOZOマリンスタジアムにて千葉ロッテ対埼玉西武の第12回戦が行われる。9連戦始めのカードを負け越しで迎えた両チーム。カード勝ち越しを狙い戦う3連戦初戦は、どちらに軍配が上がるだろうか。見どころを紹介する。

【今季対戦成績】
千葉ロッテ→4勝6敗1分 埼玉西武→6勝4敗1分

【千葉ロッテ】二木康太投手 13試合5勝5敗 82回 80奪三振、防御率3.62
【埼玉西武】今井達也投手 12試合5勝6敗 78.1回 61奪三振、防御率4.02

 千葉ロッテの先発は二木康太投手。今季はここまで13試合に登板し、先発として安定した投球を見せている。埼玉西武とは今季2試合の対戦で0勝1敗、いずれも逆転弾や同点弾など一発に泣く試合となっている。チームの浮上のためにも流れを作る投球ができるか。

 対する埼玉西武の先発は今井達也投手。千葉ロッテとは今季初対戦となるが、昨季は5試合で防御率6.08と苦労した相手でもある。埼玉西武の課題でもある先発陣は防御率が3点台の投手が不在。立て直しにはエースの存在が不可欠だ。進化した投球で昨季の天敵を攻略し、チームを引っ張る投手としての成長を見せたいところだ。

 千葉ロッテ打線からは井上晴哉選手に注目だ。6月は打率.219と苦しんだものの、交流戦明けからは長打も出るなど状態は上がってきている。さらに昨季は今井投手に対して13打席に立ち、9打数3安打、うち2本がホームランと好相性。夏場に向けて波に乗っていきたい。

 埼玉西武打線からは外崎修汰選手に注目。初球から積極的に振っていくバッティングが持ち味の外崎選手はカウント0-0からの打率は.447。4日の北海道日本ハム戦でも初球から捉えて先制の適時三塁打を放った。新・「3番セカンド」の打撃に期待をせずにはいられない。

文・丹羽海凪

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