カード全勝を狙う福岡ソフトバンク。楽天打線は千賀滉大を打ち崩せるか

パ・リーグ インサイト

2019.7.4(木) 09:32

福岡ソフトバンクホークス・内川聖一選手(C)パーソル パ・リーグTV
福岡ソフトバンクホークス・内川聖一選手(C)パーソル パ・リーグTV

 7月4日18時から、ヤフオクドームで福岡ソフトバンクと楽天の3連戦・最終戦が行われる。昨日の試合は、終盤まで膠着した展開となったが、福岡ソフトバンクが粘り勝ちで6連勝を飾っている。楽天はこれ以上ゲーム差を離されないよう食らい付けるのか。注目の本試合の見どころを紹介しよう。

【今季対戦成績】
福岡ソフトバンク→6勝7敗 楽天→7勝6敗

【福岡ソフトバンク】千賀滉大投手 14試合8勝2敗 98回 128奪三振、防御率1.93
【楽天】辛島航投手 12試合5勝3敗 67.2回 50奪三振、防御率3.99

 福岡ソフトバンクは、千賀滉大投手が先発を務める。前回の登板である6月28日の北海道日本ハム戦では、6回1失点の好投でリーグトップタイの8勝目を挙げた。楽天とは今季すでに2度、顔を合わせているが、唯一白星をつかめていない。本日の試合こそ打線の援護を信じ、楽天打線を抑え込みたい。
 
 福岡ソフトバンク打線の注目は内川聖一選手。交流戦後、打撃の調子を上げてきている同選手は、昨日の試合でも3打席連続安打の活躍を見せている。得点に絡むことはなかったものの、攻撃の起点として打線を活気づけた。

 対する楽天の先発を務めるは辛島航投手だ。前回登板の6月21日横浜DeNA戦では、立ち上がりに好投を披露するも2本塁打を浴び失点。さらに、自身の四球でピンチを作って継投陣に後を託す悔しい流れとなった。本日は落ち着いた投球で試合を作ることができるだろうか。

 楽天打線では銀次選手に期待したい。こちらも交流戦後、毎試合で安打を放っており好調を維持している。4ゲーム差で単独首位を行く福岡ソフトバンクの背を追いかけるためにも、好守にわたる活躍が望まれる。

文・今泉友香

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