7月3日、京セラドームでオリックスと千葉ロッテの第11回戦が行われる。前日の試合ではオリックスが延長戦の末にサヨナラ勝利を飾っている。オリックスが連敗を止めた勢いそのままに連勝できるか。見どころを紹介していく。
【今季対戦成績】
オリックス→6勝4敗 千葉ロッテ→4勝6敗
【オリックス】荒西祐大投手 5試合1勝0敗 15.2回 11奪三振、防御率2.30
【千葉ロッテ】ボルシンガー投手 11試合1勝3敗 57.1回 51奪三振、防御率4.87
オリックスの先発はドラフト3位ルーキー・荒西祐大投手。前回登板の6月22日の広島戦では、6回途中1失点で念願のプロ初勝利を手にした。勢いそのまま千葉ロッテ打線を翻弄し、連勝と行きたい。
荒西投手を援護する打線で注目したいのは、吉田正尚選手だ。前日の試合では先制の適時打を放っているほか、対右投手の打率は3割超と相性も良く、3試合連続で安打を記録しており調子も上々。主砲としての働きで、チームを勝利に導きたい。
対する千葉ロッテの先発はボルシンガー投手。今季は未だ1勝と白星からは遠ざかっているものの、前回登板の6月23日の東京ヤクルト戦では、5回2失点と粘りの投球を見せた。今季は未だ対戦のないオリックス相手に本来の投球を取り戻したいところだ。
千葉ロッテ打線で注目すべきは井上晴哉選手。前日の試合では反撃の口火を切る13号2ランを放っている。チームを引っ張る主砲として、勝利を呼び込む一打を放てるか、期待がかかる。
文・粟盛優佳
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