6月30日、市原市・ゼットエーボールパークで行われた千葉ロッテと横浜DeNAのイースタン・リーグ公式戦、第14回戦は、1対2で千葉ロッテが敗戦。横浜DeNAに対しカード3連勝とはならなかった。

　千葉ロッテ・土肥星也投手、横浜DeNA・阪口皓亮投手の先発で始まった一戦。初回は両チーム無得点に終わり、迎えた2回表。土肥投手は1死から7番・山下幸輝選手に二塁打を浴びると、続く8番・西森将司選手の適時打で先制を許してしまう。

　1点を追いかける千葉ロッテは5回裏、1番・藤原恭大選手の四球を皮切りに、2番・加藤翔平選手の右前打、3番・平沢大河選手の四球で1死満塁の好機を得る。この場面で4番・安田尚憲選手が一二塁間へのゴロを放って3塁走者が生還。2塁走者も果敢に本塁を狙ったがこれは阻まれ、1対1と試合は振り出しに戻った。

　千葉ロッテは先発した土肥投手が6回1失点でマウンドを降りると、7回表からは2番手・永野将司投手が登板し1回2/3を投げて2奪三振、無失点と好投する。その後は鎌田光津希投手、山本大貴投手と継投していき、9回表は5番手・大谷智久投手が2つの三振を奪って3者凡退に打ち取る好投を披露した。

　投手陣の好投に応えたい打線だったが、7回裏以降は安打を放つことができず。1対1の同点のまま、試合は延長戦に突入する。しかし延長10回表、マウンドに上がった6番手・阿部和成投手が3つの四球で満塁のピンチを招くと、6番・狩野行寿選手の犠飛で勝ち越しを許してしまう。反撃したい打線だったが、延長10回裏に1死2,3塁の好機を作りながらも後続が倒れて万事休す。1対2で千葉ロッテの敗戦となった。　


　 １２３４５６７８９ 10 計
デ ０１０００００００ １ ２
ロ ００００１００００ Ｘ １

デ 阪口皓亮-バリオス-中後悠平-笠井崇正-砂田毅樹-平田真吾-◯齋藤 俊介
ロ 土肥星也-永野将司-鎌田光津希-山本大貴-大谷智久-●阿部和成

文・成田康史

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