愛斗のタイムリーには「あいつにとっても大きい」
■埼玉西武 7-0 オリックス(29日・メットライフ)
埼玉西武は29日、本拠地メットライフドームで行われたオリックス戦を7-0で快勝。先発の本田が6回2安打無失点の快投で約2か月ぶり3勝目。打線は先発全員安打でオリックス投手陣を沈めた。
初回からオリックス先発・榊原を攻めた。先頭の秋山が右安打で出塁すると、続く源田の適時三塁打などで2点を先制。3回には得点圏打率リーグトップの森が2死一、二塁から一二塁間を抜けるタイムリーを放ち1点を追加した。さらに6回には2番手の成瀬から金子侑が今季1号2ランを放つなど3点を追加し、先発全員安打でオリックスを突き放した。
辻監督は「(榊原は)そんなに点数を取れる投手じゃないとわかっていた。いきなり先頭の秋山が会心の当たりで打ってくれて、チームに勇気を与えてくれた」と先制攻撃の口火を切ったリードオフマンの働きを称えた。
6回には、右翼でスタメン出場が続いている愛斗が貴重なタイムリー。レギュラー奪取に燃える若手の躍動に「レギュラーというのはそういうところから奪っていくもの。あいつにとっても大きいし、そういうところが嬉しかった」と指揮官も目を細めていた。
(安藤かなみ / Kanami Ando)
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