6月29日14時から、メットライフドームでは埼玉西武対オリックスの3連戦・第2戦が行われる。前日の試合ではオリックスが完封勝利を挙げ、連勝を5に伸ばした。今日は、無得点に抑え込まれた埼玉西武が奮起するのか、それともオリックスがさらに連勝を伸ばすのか、見どころを紹介していく。
【今季対戦成績】
埼玉西武→6勝4敗 オリックス→4勝6敗
【埼玉西武】本田圭佑投手 7試合2勝3敗 40.2回 26奪三振、防御率5.53
【オリックス】榊原翼投手 11試合3勝3敗 71回 51奪三振、防御率2.54
埼玉西武の先発は本田圭佑投手だ。前回登板の阪神戦では6回途中5失点と炎上し、敗戦投手となった。今日の試合では粘りのある投球で、4月24日の千葉ロッテ戦以来、約2カ月ぶりとなる白星をつかみたい。
打線の注目は中村剛也選手だ。6月は.350に迫る打率で好調をキープしている。得点圏打率も4割近くを記録しており、今日も中村選手の代名詞とも言える美しい一発に期待したい。
対するオリックスの先発は榊原翼投手だ。昨日の試合では、同学年の山本由伸投手が圧巻のピッチングで完封勝利を挙げただけに、負けていられない。今試合で力投を見せ、良い流れに続けるか。
打線の注目は中川圭太選手だ。新人では史上初となる「日本生命セ・パ交流戦」の首位打者に輝いた中川選手は、昨日の試合で4番を務め、2本のヒットを放った。得点圏打率は4割を超えており、勝負強さがうかがえる。打順に関わらず、今日も打線をけん引したい。
文・後藤万結子
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