6月28日18時から楽天生命パーク宮城で楽天対千葉ロッテの3連戦・第1戦が行われる。交流戦で2つの貯金を作って首位・福岡ソフトバンクとゲーム差なしの2位につける楽天と、逆に交流戦で2つ負け越して現在5位の千葉ロッテ。どちらにとっても今後に向けて弾みをつけるような試合としたい一戦の見どころを紹介する。
【今季対戦成績】
楽天→4勝5敗 千葉ロッテ→5勝4敗
【楽天】塩見貴洋投手 5試合3勝0敗 32回 30奪三振、防御率2.53
【千葉ロッテ】二木康太投手 12試合5勝5敗 76.1回 76奪三振、防御率3.77
楽天の先発は塩見投手。今季は5月21日に一軍合流してからの5試合で3勝負けなし、全ての試合で5回以上を投げて3失点以内と安定感のある投球を見せている。32回で30個の奪三振を奪うなど投球内容も優秀で、まさに絶好調だ。今季初対戦となる千葉ロッテとの一戦でも好投を見せ、首位争いを繰り広げるチームにリーグ戦再開後の初白星をもたらせるか。
楽天打線では茂木栄五郎選手に注目だ。交流戦では全18試合に出場して打率.312と好調をキープし、トップバッターとして打線をけん引。それに加えて、今季の対千葉ロッテ戦では打率.355と相性の良さを見せている。リーグ戦再開後の初戦を幸先よく勝利で飾るため、この試合でも頼れる切り込み隊長の活躍に大いに期待がかかる。
対する千葉ロッテの先発は二木投手。6月21日の東京ヤクルト戦では7回3失点と試合を作り、今季5勝目をマークしている。5月からは金曜日のマウンドを任されたことで3連戦の初戦に投げることが大半となったが、直近7試合中6試合で7イニング以上を投げて期待に応えている。前回登板で自身3連敗を止めた勢いそのままに、この試合で連勝を飾りたいところだ。
対する千葉ロッテでは、レアード選手が対楽天戦で打率.382に加え、カード別最多の6本塁打を記録している。6月は月間打率.232と調子を落としていたが、直近2試合連続で2安打を放って復調の兆しを見せている。ファン投票で「マイナビオールスターゲーム2019」の三塁手部門に選出された大砲は、リーグ戦再開後も豪打を見せて得意の寿司を握れるか。
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