鈴木大地が12号、柿沼友哉がプロ初アーチ。千葉ロッテが2カード連続勝ち越し

パ・リーグ インサイト

2019.6.22(土) 17:35

千葉ロッテマリーンズ・レアード選手(C)パーソル パ・リーグTV
千葉ロッテマリーンズ・レアード選手(C)パーソル パ・リーグTV

 6月22日、神宮球場で行われた東京ヤクルト対千葉ロッテの「日本生命セ・パ交流戦」第2回戦は、8対4で千葉ロッテが勝利。柿沼友哉選手にプロ初本塁打が飛び出すなどし、連日の大量得点でカード勝ち越しを決めた。

 カード勝ち越しを狙う千葉ロッテは初回、鮮やかに先制する。昨日3安打3打点2得点と大暴れした先頭打者・荻野貴司選手が二塁打でチャンスを呼び込むと、続く好調の鈴木大地選手が適時打を放ち、9球で1点を取った。

 さらに3回表、再び千葉ロッテの1、2番コンビが得点のきっかけを作る。荻野貴選手と鈴木選手が連打を放ち、続く中村奨吾選手は空三振に倒れるものの、現在パ・リーグ本塁打ランキング2位につけるレアード選手が21号3ランを放ち、4対0と試合の主導権を握った。

 3回まで東京ヤクルト打線を無安打に抑えてきた千葉ロッテ先発・土肥星也投手。しかし4回裏、3連続安打で満塁のピンチを招く。そこから適時打、押し出し四球、犠飛で3失点。一気に1点差に詰め寄られ、降板を余儀なくされた。
 
 直後の5回表、またも千葉ロッテの1,2番コンビが打った。荻野貴選手が二塁打を放つと、鈴木選手がキャリアハイに並ぶ11号2ランを放ち、6点目を挙げる。その裏に1点を失うが、8回表には育成出身の柿沼友哉選手がプロ初本塁打。さらに鈴木選手が今日2本目、キャリアハイを更新する12号ソロを放ち、8対4と東京ヤクルトを突き放した。

 その後2イニングは逃げ切り、8対4で試合終了。勝利した千葉ロッテは打線の大量得点を投手陣が守り切り、2カード連続の勝ち越しを決めた。千葉ロッテの1番・荻野貴選手は4安打3得点、2番・鈴木選手は4安打4打点と大暴れし、勝利の原動力となった。

文・鈴木海斗

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